星欠〜1〜

 また朝がやってきた
 学校に行きたくないのに。
 いやだな
 でもどっちも一緒だよね。
 ボクは「ねがい星」ブラッキーです。
 この星では「星欠」といわれる特別なブラッキーなんだって。
 ボクには関係ないけど。
?「お〜い!ねがい星〜!」
 コイツ・・・じゃなかった。
 このヒトは「ながれ星」ボクの兄弟(双子)みたいなもの。
 ホントの兄弟じゃないけど。
 この星では「星守」っていわれて、とても大事にされてる。
☆「もう外でみんな待ってるから先行くぞ〜」
 ながれ星はボクと違って(自称w)人気者。
 同じブラッキーだ。
★「先に行ってれば〜^^」
☆「じゃあ お先に〜」
 うるさいヤツは出て行った。
?「ねがい星〜」
 この声は月影兄だ。
 月兄は2歳年上の頼れる存在。
 機械いじりばっかしてるけど。
 2年前にも青い光が「月」という星に反射して当たったんだって。
 だから月兄は月と星のマークなんだ。
月影「そろそろいくぞ〜」
★「はいはい」
〜登校中〜
月影「昨日もされたんだっけ?」
★「うん・・・」
月影「そうか・・・がんばれよ。」
 いまボクはいじめられてる。
 「星欠」だから
 「星守」と「星欠」はイーブイの時は同じだけど、進化したら
 体のどこかに星のマークが付く。
 そのマークが欠けた星になっていると「星欠」だって
 はっきりわかる。
 「星守」はその星を守って、幸せをもってきて
 「星欠」は災いを呼ぶらしい。
 それでなんだ。
 仕方ないんだ。
「また来たぞアイツ」
「こりないヤツだな」
 こんな事は普通だから。 なんともないんだから。
バシッ
★「!?」
「ここから出て行け!」
「不幸を呼ぶヤツめ!」
 もうやだ!
ダッ
「出て行ったぞ!!」
「やったな!」
★「・・・。」
ガサッ
★「!?」
☆「ボクだって!落ち着け!」
★「なんだ、オマエか。何の用?」
☆「オマエとはなんだ!オマエの事を心配してきてやったんだからな!」
★「で、何?」
☆「スルーかよ・・・。まあいいや
  あのな、兄として言っておいてやる。
  もう問題は起こすな。」
★「それってどういう事?」
☆「だからつまり、その・・・
  もう学校には来るな。」
 えっ?
☆「一応ボクの妹だし、困るんだよ。そういう事されちゃ。」
 どうせ、ヒトなんて自分の事ばっかりなんだ。
 心配してるって言ってるけど、トモダチから言われたんだろう
☆「まぁそういう事だ。分かったな?じゃな。トモダチが待ってるんで」
★「・・・。」
ガサガサッ
 もしかして追ってきたのかな!?
月影「私だ!月影だ!」
★「まったく、紛らわしいな。」
月影「スマン・・・。大丈夫か?」
★「うん。慣れてるし。」
月影「そうか。よかった。」
★「でもなんで月兄まで?」
月影「いや、オマエの事が気になったんでな。
   でもヒドイな。ながれ星があんな事いうなんて。」
★「知らなかった?もう慣れてるよ。」
月影「・・・慣れてないんだろ。ホントは」
★「そっそんな事ないよ!」
月影「だってオマエ、泣いてるぞ」
 自然に涙が出ていた。
月影「・・・なぁ」
★「なに?」
月影「ほかの星に 行ってみないか?」
〜つづく〜
なんか1からgdgdだw
★=ねがい星  ☆=ながれ星 です
これから☆出ないと思うよ!(え